カーボンニュートラルとは?
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※ から、植林、森林管理などによる「吸収量」※ を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
※人為的なもの
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
【環境省:脱炭素ポータルサイトより】
北海道におけるカーボンニュートラルの取組「ゼロカーボン北海道」
2050年までの「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、関係者が目指す姿を共有し、連携・協働しながら、脱炭素化に向けた効果的な取組を進め、全道に拡大することを目的とした「ゼロカーボン北海道推進協議会」が設置され、北海道トラック協会も構成団体に参画しております。
また、豊かで美しい自然環境を有する北海道を将来の世代に引き継ぎ、我が国のみならず、世界の地球温暖化防止対策に貢献していくため、令和5年3月に「北海道地球温暖化防止対策条例(通称:ゼロカーボン北海道推進条例)」が改正されました。
北海道地球温暖化防止対策条例(通称:ゼロカーボン北海道推進条例)についてはコチラ
トラック運送業界におけるカーボンニュートラルに向けての取組
トラック運送事業者は社会的インフラとして現在の輸送力を維持しつつ、一方でCO2排出量を減らすことが求められます。
全日本トラック協会では、トラック運送業界における2050年カーボンニュートラル実現のため、現在可能な取り組みとして、 『トラック運送業界の環境ビジョン2030』を策定しました。
中期的な目標として、下記のとおり定められていますので、皆様のご協力をお願いします。
メイン目標 2030年のCO2排出原単位を、2005年比で31%削減する
サブ目標1 車両総重量8t以下の車両について、2030年における電動車
の保有台数を10%とする
サブ目標2 各事業者が自社の車両のCO2 排出総量またはCO2 排出原単
位を把握することを目指す
サブ目標3 全日本トラック協会と全都道府県トラック協会が共通で
取り組む「 行動月間」 を設定する