北海道では、2015年3月に「北海道強靱化計画」を策定しました。東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模な自然災害が道民の生活や日本全体の経済活動に甚大な影響を与えるリスクを減らすため、治水対策、建築物の耐震化、防災教育の推進など、ハード対策とソフト対策の両面から事前の防災対策を強化してきました。
しかし、近年は記録的な豪雨や大規模な地震が頻発し、自然災害の規模と頻度が増しているため、国土強靱化のさらなる推進が喫緊の課題となっており、その重要性は一層高まっています。
こうした状況を受け、次期「北海道強靱化計画」を策定するにあたり、これまで北海道が実施してきた取り組みや、令和6年の能登半島地震など最近の自然災害から得られた知見を反映させた計画を策定することが求められています。そのため、計画の「素案」を広く道民の皆様にお知らせし、意見を募集いたします。(子ども向けのわかりやすい資料も作成し、子どもからのご意見も募集しています)